美容整形で使われる麻酔の種類とリスク——全身麻酔・静脈麻酔・局所麻酔の違い

美容整形で使用される麻酔の種類とリスクを解説。施術内容に応じた麻酔選択で確認すべきポイントをまとめました。

美容整形で使われる主な麻酔の種類

美容整形の麻酔は、施術範囲や痛みの程度に応じて主に3種類が使い分けられます。二重整形(埋没法)やほくろ除去など局所的で短時間の施術では「局所麻酔」が中心で、意識がある状態のまま患部だけの痛みを抑えます。脂肪吸引や豊胸など施術範囲が広い場合や、痛みへの不安が強い場合には、うとうとした状態で痛みや不安を和らげる「静脈麻酔(静脈内鎮静法)」が併用されることが多く、全身の手術や長時間に及ぶ施術では意識を完全に消失させる「全身麻酔」が用いられます。

麻酔ごとのリスクと安全対策

麻酔は施術を快適にする一方で、それぞれにリスクも伴います。局所麻酔は比較的安全性が高いものの、まれに麻酔薬に対するアレルギー反応が起こることがあります。静脈麻酔・全身麻酔は、血圧低下や呼吸抑制など全身への影響が大きくなるため、麻酔科医が常駐し、心電図・血中酸素濃度などのモニタリング体制が整ったクリニックで受けることが極めて重要です。安さを売りにするクリニックの中には、麻酔科医不在で執刀医が麻酔も兼務しているケースもあるため、体制の確認は事前に必須です。

  • 局所麻酔:短時間・部分的な施術向け。リスクは比較的低い
  • 静脈麻酔:広範囲・不安が強い場合向け。血圧低下等のリスクに注意
  • 全身麻酔:大規模な手術向け。麻酔科医常駐の体制が特に重要

カウンセリングで確認しておきたいこと

麻酔に関するトラブルを避けるためには、カウンセリング時に「どの麻酔を使うか」「麻酔科医が担当するか、執刀医が兼務するか」「持病・アレルギーの申告が反映される体制か」を必ず確認しましょう。既往症(喘息、心疾患、アレルギー歴など)がある場合は、事前の問診票だけでなく口頭でも明確に伝えることが、施術当日のトラブルを防ぐ最も基本的で重要な対策になります。

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